株式投資

SBI・VTIと楽天VTIをポイント含め徹底比較【SBIが勝利】

冬野柊です。

5月28日、SBI証券からVTIとVYMが販売されることが発表されました。

低コストインデックスファンド「SBI・Vシリーズ」の新設
および新ファンド募集開始のお知らせ
2021年5月28日
株式会社SBI証券

 株式会社SBI証券(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙村正人、以下「当社」)は、SBIアセットマネジメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:梅本賢一、以下「SBIアセットマネジメント」)と協同し、世界最大級の投信運用会社である米国バンガード社のETFを組み入れた低コストインデックスファンドを「SBI・Vシリーズ」としてシリーズ化します。あわせて、2021年6月15日(火)に新たに「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」および「SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド」の募集を開始しますので、お知らせします。

引用元:SBI証券

VTIは全米に投資するETF、VYMは米国の高配当株に投資するETFとして根強い人気があるものですが、米国の商品であり、日本から買う際に円をドルに両替する必要があり、手間なうえ為替変動のリスクもあります。

それを受け、楽天が投資信託として円で買える楽天VTI、楽天VYMを2018年から販売しており、SBIもそれに続いた形になります。

基本的にこういった商品は後だしのほうがコストを下げて市場優位性をとろうとするので、後発のほうが優秀な投資対象になります。

ただし、楽天は投資信託の購入によりポイントを付与するサービスなど揃っているので、今回はそのあたりも踏まえてどちらが優秀か比較します。

SBI・VTIと楽天VTIの比較

銘柄 SBI・VTI 楽天・VTI
設立 2021 2017
信託報酬 0.0938% 0.162%
通貨
購入ポイント付与 0.5%(上限5万) 1%(上限5万)
保有ポイント付与 年0.0242% 保有金額に応じて

信託報酬で見るとやはり後発のSBIのほうが安くなっています。

また、各社投資信託の購入時と、保有金額に応じてポイントが付与されるシステムを導入しています。この差については以下のシミュレーションでリターンにどの程度響くか計算してみます。

シュミレーション(ポイント込み)

本家VTIのパフォーマンスをもとに、月5万円、年間60万円を20年間積み立てた場合をシミュレーションしてみました。

VTIのパフォーマンス

設立以来のVTIのパフォーマンスは以下で、年平均9.59%のリターンがあります。

上記で紹介した信託報酬を差し引くと、それぞれの年リターンは

SBIが9.4962%、楽天が9.428%となります。

引用元:Portfolio Visualizer

このリターンで月5万、年間60万円積み立てた金額を計算してみます。

楽天証券のシミュレーションで計算した結果が以下になります。

信託報酬の差

引用元:楽天証券

SBIの場合は20年で3558万円、

楽天証券の場合は3527万円で、

信託報酬の面ではSBIが31万円優位という結論になりました。

投資界隈では鉄則ですが、やはり信託報酬の差は馬鹿にならないですね。

わずか0.07%の差ですが、複利の効果で20年ではこれだけの差が出てきます。

ポイントの差

SBI、楽天証券には、投資信託の購入時に最大5万円分までのポイントと、保有金額に応じて月や年単位で投資家にリターンがあります。

購入時ポイント

SBIの場合、購入金額の0.5%がポイントとして得られます。(なお、2021年12月までキャンペーンでポイントが1.5%になりますが今回は計算から除外します。)

楽天の場合は購入金額の1%がポイントとして得られます。

月5万円の購入に対して、SBIでは250円分、年間で3000円分

楽天証券では月500円分、年間6000円のポイントが得られます。

20年で計算すると、SBIは60000円、楽天は120000円のポイントになります。

購入ポイントでは、楽天が6万円分優位という結論になりました。

保有ポイント

SBIでは、保有金額の0.1%が年に入るとされているのですが、有名な商品ではポイントがカットされる仕様になっています。

新たに実装されるSBI・VTIではどのようになるかまだ未発表ですが、

・SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド
・SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

0.0242%なので、SBI・VTIもおそらくこちらに加えられる可能性が高いです。

したがって今回はこちらで計算します。

楽天の場合は少し複雑で、保有金額に応じて変動します。

投資信託資産形成ポイント還元サービス概要

50万円以上~200万円未満:50ポイント
200万円以上~400万円未満:100ポイント
400万円以上~600万円未満:150ポイント
600万円以上~800万円未満:200ポイント
800万円以上~1000万円未満:300ポイント
1000万円以上~2000万円未満:500ポイント
2000万円以上:1000ポイント

引用元:楽天証券

20年間で計算してみると、

SBIの場合は20年で110322円になります。

楽天の場合は20年で105600円になります(上のシミュレーションの保有金額推移に応じて計算しています)。

保有ポイントに関しては、ほとんど差が出ないという結論になりました。

結論

今回のシミュレーションでは、今回新しく出たSBIが楽天よりも25万円分ほどリターンが高く優位という結論になりました。

SBI証券は、新たにクレジットカードの積み立てでポイントが獲得できる仕組みを導入しているので、これを機にSBIでの積み立てを始めるのもよいと思います。

それでは✋

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ABOUT ME
冬野柊
全世界株+金が最強タッグと信じて集中投資(全世界株7割・金3割) 0からの資産形成で30歳のFIREを目指し、会社に縛られない生き方を模索したい24歳 早稲田大学卒 外資系J&J勤務 ブログで株や仮想通貨に関する情報、投資のトレンドニュースなど書いてます。
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