株式投資

ひろゆきの投資哲学は間違いだらけ【西村博之】

冬野柊です。

僕はYouTubeが好きというかYouTubeが生活の大半を占めているような人間で、食費を一食80円にまで切り詰めてるのにも関わらず月額1200円のYouTubeプレミアムに登録しています。

そして、投資のブログを書くくらい投資に関心があるオタクなので、YouTubeで投資関連のチャンネル、動画をよく見るのですが、最近よくこの人を見かけます。

引用元:Wikipedia

ネットに明るい方ならだれでも知っているであろう、

2ちゃんねるの創設者、西村博之氏です。彼の独特な切り口の考え方はネット民に受けが良く、最近生放送の切り抜き動画を見かけることが本当に多くなりました。

その切り抜きの中には、投資をどうやったらいいか、という質問を視聴者から受けて、彼が回答しているものがいくつもあるのですが、いくつか見たところ、投資に関しては完全に素人で、ほとんど本質的な理解をしていないことがわかりました。

彼ほど影響力があり、(表面上は)詳しいように見えている人の意見ですから、多くの人が投資に対して謝った理解をする可能性があるので、一部抜粋して真実を伝えたいというのが今回の記事の趣旨です。

インデックス投資は無駄?

質問者
質問者
年収400万です。45歳でのリタイヤを目指して、月20万円インデックス投資にいれて、複利で生活したいのですがどう思いますか?
ひろゆき
ひろゆき
貯金額を年間200万円くらいとすると、1億円ためるのに50年かかる。 23歳から50年経つともう73歳なので、45歳までのリタイアは無理です。

え?

月20万ずつ積み立てて、その運用益で暮らすって話だと思うんですが、ひろゆきさんの50年かかるっていうのは20万×50=1億という掛け算で全く運用益が加算されていません。

ちなみに、月20万投資に回して、45歳でのリタイヤということなので、運用期間20年、利回りが5%(米国株の過去の利回りが大体このくらいで、決して0%ではありません)とすると、

引用元:楽天証券

1億まではいかないものの、8000万くらいにはなります。

利回り5%だとすると、8000万あれば年間で400万円利益が出ますから、そのくらいに年間の支出を抑えられれば早期リタイアは可能です。

というか、質問者はそういうのは大前提として、そういう生き方をどう思うか、という質問をしたんだと思うんですけどね…。

これにはYouTubeのコメントも困惑していました。

えっ ひろゆきの投資に対する知識ってこんな感じなの??
マジか…まあ稼ぐ力がバグってる経営者で投資に疎い人ってこんなもんだよねw

庶民の投資は無駄?

ひろゆき
ひろゆき
庶民って投資をするだけ損です。100万円しか持っていない人が利回り3%で運用してもたった3万円。 1億円持ってる人は300万円になる。 金持ちだけ得をする仕組みで貧乏な人はやるだけ時間の無駄。

まあ、元手が大きい人のほうが有利なのは間違いありません。ただ、元手が小さい人の投資が無駄だというのも大きな間違いです。

ひろゆきさんは理解していないと思うんですが、投資には複利効果というものがあります。

複利とは
利子にもまた利子がつくこと。

たとえば、元金(もともとのお金)が100万円あり、この100万円を金利2%(年利)で1年間預金したとすると、1年後には102万円になる。この場合、2万円は、元金に対してついた利子である。この2万円も含めて(つまり102万円を)再び金利2%で1年間預けると、1年後には104万円となるのではなく、104万400円となる。この400円は、利子である2万円についた利子である。このように、利子にもまた利子がつくことを、「複利」という。

引用元:知るぽると

たった年3%の利息でも、来年は3%増えた金額がさらに3%と増えていくので、雪だるま式に巨大化します。

月10万円、年間100万円を10年間、利回り3%で運用したとすると、元本が1000万のものが1400万になります。1年で見るとたったの3万円ですが、運用期間が長くなれば利息に利息がのっかって400万円の利益になります。

引用元:楽天証券

資産が多いほどそれを活かして効率的に資産を増やせるというのは、古代ローマのラティフンディウム(大土地経営)のころから自明の事実ですが、インデックス投資というのはラティフンディウムや不動産経営のように大きな元手は必要なく、運用年数を活かして小さな元手を大きくできるため、資産家と庶民の差をちぢめられるツールであるともいえます。

庶民の投資は無駄ではなく、むしろ老後2000万円問題なんて言われて、将来的な経済的困窮が予知される今こそ、お金がない人ほど投資すべきだと思います。

こういう浅はかな発言をうのみにして貴重な運用の時間を失ってしまう人がいるのではないかと危惧しています。

まとめ

餅は餅屋、ということわざがある通り、何事も専門家に任せたり、情報をうかがうのが鉄板です。しかし、わかりやすくてそれっぽい人のところに人は集まり、信じてしまうのは人類の常です。

下記のようなデータもあります。

引用元:「いちばん信頼/参考にしているインフルエンサー」はHIKAKINが1位【LINEリサーチ調査】

正直、ひろゆきさんはそれっぽく見せていますが、浅く広く知識があるだけで、とりわけ投資に関しては軽くかじった程度で間違いも多いです。

大抵のことは間違えてもリカバリーが効くんですが、こと投資や健康に関することは誤った知識が文字通り致命傷になることもあります。

情報をとる時はしっかりと情報を精査するリテラシーを身に着けることが重要ですので、この言葉を胸に刻んでいただければと思います。

それでは✋

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ABOUT ME
冬野柊
全世界株+金が最強タッグと信じて集中投資(全世界株7割・金3割) 0からの資産形成で30歳のFIREを目指し、会社に縛られない生き方を模索したい24歳 早稲田大学卒 外資系J&J勤務 ブログで株や仮想通貨に関する情報、投資のトレンドニュースなど書いてます。
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