株式投資

投資=怖いという洗脳を解くためだけの記事【老後2000万円問題】

冬野柊です。

投資家のみなさん、友達や家族に投資を勧めた時、こう言われたことはないでしょうか。

「元本割れするんでしょ?」

「損するかもしれないんでしょ?」

家族や、友人に投資の重要性を伝えたいが、そういうリスクがあるのもまた事実なので、それ以上説得できず、投資に踏み出させることができないといった経験はありがちだと思います(僕も過去失敗しました)。

しかし、しっかりとしたデータを用いて投資は老後資産を作れる、現金で持っていることもリスクであるということを説明できるはずです。この記事ではそんな投資にマイナスの感情を抱いている日本人の誤解を解くために書きました。

また、投資を始めたいと思っている人にも読んでいただきたいです。

先に結論

・現金も投資の一つで、株に投資した方がずっとリターンが良い

・投資しないと、国の支援の恩恵に預かれない、老後2000万問題は事実

・今すぐ投資を!!!

外国では投資をしている

引用元:日本銀行調査統計局

日本、EU、アメリカの三国で、投資に振り分けられている資産の割合を見てみると、

◆日本 16.7%

◆EU 32%

◆アメリカ 51.2%

となっており、一方で日本の貯金の割合は各国と比べ最大の52.5%となっています。

一般的に、投資している人はほとんどいなく、貯金が基本という日本人の感覚とマッチしているのではないでしょうか。

一方、アメリカは資産の半数以上が投資に回されているというのが実態です。何がここまでの差を生むのでしょうか。

日本経済が日本人にアンチ投資マインドを植え付けた

引用元:Trading View

なぜ、日本人は他国と比べ投資に消極的なのか。それは日本経済がバブル以降低迷を続けているのが大きな原因になっていると思います。

上は日経225社の株価を平均したもので、日本の主要企業の株価の平均値だと考えてもらえばOKです。

1990年のバブル崩壊以降、日本経済は低迷し続け、長期的に日本に投資をしてきた人のほとんどは大したリターンを得られていないのが現実です。日本人が投資しやすいのはやはり日本ですから、肝心の株価がこの調子では、日本人の間に投資は損をする、というようなメンタリティが植え付けられているのも自然かもしれません。

引用元:Trading View

一方で、アメリカの主要500社を対象とした株価を見てみると、日本とは違い綺麗な右肩上がりになっています。

自国の株価が、ここ40年で低迷しているか、上昇し続けているか。この違いが、投資率に影響を与えていると考えられます。

では、経済が低迷している日本に住む我々は、投資をすることはできないのかというとそんなことはなく、日本に投資する必要もありません。

世界の中で最も有力なアメリカに投資したり、企業で言えばAppleやGoogleのような未来が明るい企業に投資すればよいのです。いまではネット証券も発達し、少ない手数料で簡単に世界の株を買うことができます。

日本が必ずしも悪い投資先とは思いませんが、先行き暗い日本に生まれたからこそ、未来の明るい国に投資することで自分の資産を増やすというのが非常に大切です。

現金も投資である

「投資は怖いからしない、貯金する」というのは実は誤りで、日本円も一つの投資商品です。

例えばFXなんかは、「外国為替証拠金取引」ですから、日本円を買って、他国の通貨と比べて高くなるか、安くなるかで利益を得るという取引がされています。通貨も立派な投資対象です。

そして現金は、インフレとともに価値が減退していきます。

日銀は基本的に2%のインフレを目標に掲げ、インフレを目指しています。そして、インフレが起きるとお金の価値は下がるので、貯金している人はそれだけで資産が目減りしていくことになります。

インフレ(いんふれ)

世の中のモノやサービスの価格(物価)が全体的に継続して上昇すること。英語表記「Inflation」の日本語読み「インフレーション」の略語です。一般的には、好況でモノやサービスに対する需要が増加し、供給を上回ることで発生します。一方で、同じ金額で買えるものが少なくなるので、お金の価値は下がることになります。企業業績の上昇から賃金が増加し、消費が進むので、緩やかなインフレは望ましいといえます。

引用元:三井住友DSアセットマネジメント

しかしながら、日本は長らくインフレが起きていないので、貨幣の価値があまり変わっておらず、現金の価値が安定しているかのように思えるのです。

とはいえ、価値が変わっていないなら投資しなくてもいいじゃないか、と思う方もいると思います。しかしそれは誤りで、気づかないくらいゆっくりですがインフレが起きています。

引用元:内容量が減った商品Wiki

ポテトチップスを見てみると、1975年では90gだったのが2019年には60gになっています。価格は変わっていません。これはお金の価値が下がり、モノの値段が上がったことを意味しています。

インフレの考え方から言うと、サイズはそのままで値段を上げていくのが自然ですが、そうすると購入者からの反発があるので、気づかれないようにサイズを調整しているんでしょうね。

現金だけが元本割れする投資対象

引用元:『株式投資の未来』ジェレミー・シーゲル著

更にこちらのグラフをみてください。1800年から200年の間で、株、国債、金(ゴールド)、ドル(現金)の価値がどうなったかを表しています。

1800年に1ドルだった元手は、株に投資すると200年で60万倍にもなりました。

他の投資商品も価値が増えていますが、唯一ドル(現金)だけは、0.07ドルと、大きく目減りしています。

ちなみに、株は現金に比べてインフレに強いです。企業の利益というものは基本的にものを生産して、その単価と売れた数量で利益を出しているため、貨幣価値が下がり、物の価値が上がるインフレは企業にとって追い風で、インフレでは好業績になります。

元本割れを恐れて投資をしないというのは大間違いです。そもそも現金が投資対象の一つであるうえ、過去のパフォーマンスを見るとむしろ、現金が唯一元本割れしているのです。

国も投資推奨していることを知っていますか?

実は日本は投資を推奨しており、貯金だけしていれば安心なんて一言も言っていません。

それがiDeCoとNISA制度です。

簡単に説明すると、iDeCoは毎年株を積み立て購入していって運用し、60歳以降に運用したその利益を受け取れるというものです。毎年の積み立て額分、税負担が軽減されます。

NISAは株を購入し、運用したのちに売却する際の税金20%がかからなくなるという制度です。

いずれの制度も、投資をすることでのメリットを大きくする内容で、投資を推奨することで各人が老後、国に頼ることなく生活できることを目指しているのです。

これはどういうことかというと、投資をしないと国の支援の恩恵に預かることができない上、老後の保障もないということです。

老後2000万円問題

みなさん、一時期話題になった老後2000万円問題を覚えていますか?

金融庁が2019年の6月3日に公表した、金融審議会の市場ワーキング・グループ報告書

「高齢社会における資産形成・管理」において発表され、物議を醸しました。

あれはまぎれもない事実で、本当に足りません。

引用元:「高齢社会における資産形成・管理」

上の試算を見ていただくと、月当たりの年金給付が192880円である一方で、実際の出費が263718円となっており、毎月赤字になります。

日本の平均寿命から考えると、定年から30年くらいは生きるので、合計2000万くらい足りないというのがこの発表の内容です。

そして、この発表の中では以下のような記述もあります。

(3)環境整備

イ.金融リテラシーの向上
若年層を中心として、少額からの長期・積立・分散投資を行う層が拡大
しつつあるが、つみたて NISA などの関連制度がより幅広く活用されるため
には、資産形成・資産承継制度の充実 に加えて、金融リテラシーの向上に向けた取組みも重要である。

これまでも金融庁や金融広報中央委員会(事務局:日本銀行内)、業界団
体などが、学校や職場、自治体などの場で、金融リテラシー向上に向けた授
業やセミナーなどを活発に開催してきたところであり、その中でも資産形成
については取り扱われてきたが、長寿化の進展等の環境変化を踏まえ、より
一層取組みを工夫・強化していくべきである。

引用元:「高齢社会における資産形成・管理」

つまり、日本の将来はお金が足りず、年金では到底賄うことができない。積立NISA、iDeCoを作ったもののリテラシーが足りず十分活用されていないのでなんとかしないといけない

と言われているわけです。

これでもまだ貯金だけで大丈夫と言えるでしょうか。国は投資環境を整備しているにもかかわらず、国民の金融リテラシーが低いため、十分に活用されていない現状に苦慮しているのです。

まとめ

日本の未来は暗いです。残念ながら事実です。

日本の年金をあてにしても、報われることはないと思います。

そして、老後2000万円問題も事実です。そんな中で、日本国が投資をすることで自分年金を作ることを推奨しています。

勉強しなければなりません。

投資が怖いと感じるのは、リテラシーが足りないからです。

例えば仮想通貨やFXで大損した人たちの声がネットではよく見られます。不調続きの日本に投資をして資産を減らした人もいます。しかし、投資対象をしっかりと選び、長い期間をかけて投資をすること。それができれば、老後の心配は少なくともなくなるはずです。

私も今社会人3年目ですが、過去2年は全く投資なんて考えていなかったです。学んでいなかったです。その結果、得られたはずの100万単位の利益を逃して後悔しています。

今は学ぶには多くの材料があります。僕のブログでなくても勿論OKです。学ばないことは機会損失です。そして学ばなければ恩恵に預かることはできません。

より多くの人が貯金を正しい投資に回して、豊かな人生を歩むことに期待しています。

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それでは✋

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ABOUT ME
冬野柊
全世界株+金が最強タッグと信じて集中投資(全世界株7割・金3割) 0からの資産形成で30歳のFIREを目指し、会社に縛られない生き方を模索したい24歳 早稲田大学卒 外資系J&J勤務 ブログで株や仮想通貨に関する情報、投資のトレンドニュースなど書いてます。
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